使用AIサービス:ChatGPT
以前「同じ言葉を使えば全く同じAI塗りになる?」という記事で、
自分が考えたプロンプトでの「奇跡の1枚」の再現を試したことがあります。
その時の方法は、いわば 偶然の産物を根気強く待つ 方法。
相手がAIで「奇跡の1枚」が手元にある状況なら、
それを再現させるプロンプトをAI本人に教えてもらい、クオリティが保証されたものを生成してもらえば良いのでは?
そしたら「奇跡の1枚」レベルの作品の中から自分がいちばん気に入ったものを選べるし、結果的に完成品のレベルも上がるはず。
ということで、検証してみます。
「奇跡の1枚」を ChatGPT に見せて、再現プロンプトを教えてもらう
さっそく、気に入った以下の塗り画像を ChatGPT に見せて聞いてみましょう。


以前塗ってもらったこちらの画像が好みでした。
こちらの塗りを再現できるプロンプトを教えてください。



今回はそのまま生成はできないので、かなり再現性を高めた完成用プロンプトをしっかり組みますね👇

🎨 完成仕上げ用プロンプト(そのまま使えます)
800字超えプロンプト
※読まなくても大丈夫です。読みたい方は展開してください。
プロンプト:
白鳥のクリスタルオーナメントにそっと手を添える少女の繊細なイラスト。
全体は上品でシックな色調、落ち着いたゴールドと淡いグレージュを基調とした柔らかい配色。
少女のワンピースは純白ベースで、薄くグレーパールやアイボリーの陰影を加えた上質な質感。
スカートは多層のシフォン素材で構成され、透け感のある柔らかな布が幾重にも重なり、光を受けてふんわりと広がる。
裾やフリル部分には繊細な透過光とエッジのハイライトを入れ、空気を含んだような軽やかさを表現。
肌は透明感のある陶器のような質感で、ほんのりピンクベージュの血色。
髪は落ち着いたブラウン〜アッシュ系で、細かいハイライトを入れて上品な艶を出す。
白鳥のクリスタルは多面カットされたガラスのような質感で、
虹色の微細な分光と柔らかな反射光を持つ。
強すぎない控えめな輝きで、上品なきらめきを演出。
背景は暗すぎないグレイッシュな空間に、
やわらかな光の粒子とボケを散らし、静かな奥行きを持たせる。
全体に細かい金色のラメのような光粒をランダムに配置。
粒のサイズ・明るさに強弱をつけ、
一部は強く輝き、一部は淡く溶けるように分布させる。
やわらかい右上からの光源により、
髪・肌・ドレス・クリスタルに繊細なハイライトと反射を追加。
透明感・上品さ・静かな煌めきを重視した仕上がり。
🔧 ブレ防止用(めちゃ大事)
追加でこれを入れると安定します👇
ネガティブ要素(避けたい表現):
- コントラストを強くしすぎない
- ラメを大粒にしない
- 彩度を上げすぎない
- 暗くしすぎない
- ギラついた金属感にしない
💡 さらに“奇跡率”を上げるなら
ちょい足し👇
- 「ラメは極小粒で高密度」
- 「光は柔らかく拡散」
- 「透明感を最優先」
- 「幻想的だが静かな雰囲気」
✨ ワンポイント解説
今回のキモはこの3つです:
- 白ドレスの陰影(グレー寄せ)
- シフォンの透け表現
- 金ラメの粒の“強弱”
ここがハマると一気に“あの雰囲気”に寄ります。
もし次に出た画像で
「ここが良い!ここ惜しい!」ってなったら、それを元にさらに精密化できます。
かなり完成度高い領域まで持っていけますよ。

ありがとうございました。
「避けたい表現」「 “奇跡率” を上げるためのちょい足し」まで全部含めたプロンプトで、好みの塗りの再現ができるか試してみたいと思います。
画像|再現結果はこうなった
さて、気合の入った文字数のプロンプトを提示してもらいましたが、期待通りの塗りになるでしょうか?
・【再現検証1回目】

淡い印象になったけど雰囲気はある
・【再現検証2〜10回目】









元となった「奇跡の1枚」より全体的に薄い仕上がりとなりましたが、パッと見では「同じ画像かな?」と思えるくらい、色合いや印象が似通っています。
これは前回「同じ言葉を使えば全く同じAI塗りになる?」の記事では見られなかった統一感で、 ChatGPT が提示したプロンプトを使うことで、“かなり似たAI塗り” を安定して繰り返し試すことができる可能性が見えてきました。
追加のプロンプトを考える
とはいえ、理想とする「奇跡の1枚」より仕上がりが淡すぎます。
もっと黒を濃く、コントラストをはっきりさせたい。
ということで、 ChatGPT が提示してくれたプロンプトの最後に自分で考えた以下の調整用プロンプトを追加し、仕上がりが「奇跡の1枚」に近づくか試してみます。
最後の仕上げとして、コントラストを強めて背後の黒を強くし、ラメと人物とクリスタルが際立つようにして下さい。背景と人はコントラスト差で区切られすぎないように、人物の影も少し深くして光が当たる箇所を際立たせて下さい。
・【追加検証1回目】

希望通りに背景の黒を濃くすることができた
・【追加検証2〜7回目】






背景が濃くなっても、色合いと印象が似たAI塗りが安定的にできる点は変わりませんでした。
さすが 800文字超えプロンプト で細かく指定しただけあります。
まとめ
今回の検証では、
ChatGPTが提示してくれたプロンプトだけで
ズバリ「奇跡の1枚」を再現できる
という結果にはなりませんでした。
しかし、色味や全体の印象がかなり統一された仕上がりを、繰り返し生成できることが分かりました。
AIは「この点が希望通りにいかなかった」とフィードバックすれば、また次のプロンプト案を提示してくれます。
- 仕上がりの落差が楽しい自分の考えた短いプロンプトで「奇跡の1枚」を目指す
- AIに教えてもらった、安定するが長いプロンプトをベースに修正を加え、「奇跡の1枚」を目指す
- はたまた別のやり方を模索する
それぞれ楽しさがあるので、悩ましいですね。
あなたならどうしますか?
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